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MEMO

Reelに限らず丸いものが気になると言う性癖があるのは、初期のサイトの中で話した記憶があるけど。
今も相変わらずで、ショウウインドウの車のアルミホィールやマンホールの蓋のデザインが
気になってしょうがない。
車のアルミホィールはとくにで、「あんなReelがあったらカッコいいやな〜。。」と歩きながら、
すでに頭のなかでは、ミーリングのイメージトレーニングが始まる。

ミーリングというのは、フライス盤などの機械で、エンドミル等の刃物を回転させ、工作物を機械仕掛けで
縦横上下、更にはクルクルと回転させながら刃物にあて加工する作業で、
Reel製作で目に付くとこでは、フットの一部やライズドピラーの外輪部がそう。
穴明きタイプのデザイン穴もエンドミルのほうが後処理がラクかな。

で、話は戻って、このReelもそんな想いから製作が始まり、正面のミーリング作業はとくに神経を集中させた。
両軸ReelのPerforatedの場合、スプールもそれなりに併せて加工されてないと、外面プレートだけでは
なんとなく間が抜けてしまう。
それとせっかくのデザインカットなのでハンドルもそれに合わせて製作し、うんと踏ん張ったつもりなのに、
あのカッコいいアルミホィールにはどんどん程遠くなる気がした・・・・。
Reelの面は平面に近いので、母体その物にもっと起伏を持たせた上でカットを試みれば少しは近づくかも。

そういえば以前、BC−008という曲面のカットを試みたReelがあったけど、カッコよかったな〜。
あのデザインは図面なしのぶっつけカットだけど、直ぐに一目惚れされて嫁いでいってしまい、
目に焼き付けてる間もなかったな。
写真ももう無いし・・・。